026話は上司の(部下を動かす)対話能力向上努力にを手伝ってやる、、それは部下の皆さんにもメリットあることなのです、、、いう話をします。
最近部下と対話能力に関する記事が目につきます。
6月2日日経新聞に”部下を動かす対話術” として以下の3社長の実践内容が出ていました。
1)ロイヤルホスト矢先社長 弱い自分を決して隠さないでありのままで接している
2)オイシックス高島社長 どう伝えれば人は自分から動きたくなるのかを考え、相手が納得して即行動に 移せるような言い方、伝え方を工夫している
3)セブン-イレブン 井阪社長 誰でもいつでも話をしやすいように、飛耳長目=遠くのことを聞くことが出来る耳と遠くまで見える目を持っていることを意識している
アベノミクス効果で
・企業が2年連続で採用を増やし新人研修が忙しい
・将来の企業成長は人材に尽きる、、ということが再認識され管理職研修に投資する企業が増えている
と管理職研修企業のTopに聞きました。
一方著者は、
・020話で消せるボールペン型新入社員気質に営業リーダーはどうマネージメントしますか?
・021話で新入社員研修–顧客との対話(コミュケーション)能力をどう鍛えてますか?
について触れました。
少なくても営業組織の管理職であれば余程の例外を除けばどうやったら部下と上手くコミュニケーション取って楽しく成果を上げていけるか?
悩み考えているはずです。
今回の提案は、部下の皆さんはお手並み拝見ではなくて
そんな上司が一段と成長するようこっそり手伝ってやって欲しいということです。
上司がいつからいつまで管理職研修に出るという日程を部下の皆さんが知らない、、、ということはないはずです。
著者の経験では、研修から帰って俺はこんな内容の研修に出て来た!!
などと研修で得たことを部下に話をした記憶がありません。
そこで、
・終了して帰って来た上司に今回はどんな研修だったんですか?
・研修で学んだことで今後日常で実行することはどんなことですか?
・私も参考にして上司とのコミュニケーションの取り方に反映したいと思ったんですと聞いてみて下さい。
やかましい!!なんでそんな余計なことを聞くのか?と怒り出すと思いますか?
喜んで研修で得たことを話てくれると思います。
お手並み拝見から上司との研修後の”実践参加”に変わるのです。
その結果、相互のコミュニケーションが格段に良くなり、行き違い、思い違いがなくなって、自然と心の躍動感が出て来るはずです。自然と湧き出て来るやる気が営業にとって一番必要な闘争心の源泉だと思うのです。大きなメリットです。
難しい時代対話能力向上を上司だけに投げることは得策な時代ではないと思います。
心が踊らずして良い営業が出来るわけがない。
心が躍動すればやらされてやる⇒自らやる、、に変わる。
結局は出来る営業と出来ない営業の差は紙一重である。
営業マネジャーは、部下の心を躍動させる気配りと工夫が不可欠で躍動の妨げになってはいけないのです。
是非トライしてみて下さい。