ラグビーイングランドW杯を戦い終え帰国した日本代表全員での記者会見をTV-Liveで観ることが出来ました。
“愛するチームを去るのは寂しい”とあのエディーヘッドコーチ(HC)が言った!!
泣けてくるじゃないですか!!
全選手が誇りと自信に満ちた表情での全員スピーチを聴きました。
普通全員にスピーチさせると延々と長話をするKYな人が出て時間がなくなるものです。
驚きました!!ラグビージャパンは皆簡潔でそれでいて個性を出したスピーチをしたのです。
まさに速いパス回しを信条とする日頃の訓練が現れた感じです。
サッカーや野球選手よりも皆話が上手い。
035話はHC エディーに教えられるリーダーシップについて書いてみたくなりました。
五郎丸選手は、このチームで一番印象に残っていることは何か?と聞かれ
エディーHCから「日本の歴史を変える!!」と言われたことだと言いました。
選手達はこの言葉で気持ちが高ぶりこのメンバーとスタッフとならどんなハードなことでもやれる!!と思ったそうなのです。
経営でもスポーツでも真のリーダーってこういうものなんだと思いました。
組織の歴史を変える、、、それには今までのやり方ではダメなんだ、、と腹に落ち覚悟する原動力なんですね。
これは参考になるではないですか。
エディーHCは「日本のラグビーは本領発揮できていないと常に思っている」
と以下のように持論を展開しました。これも企業組織もスポーツ組織にとっても大いに参考になる言葉だと思いました。
日本には優秀な選手がたくさんいるが日本では高校、大学、トップリーグでも高いレベルでパフォーマンスする指導ができていない。規律を守らせるため、従順にさせるためだけに練習をしている。それでは勝てない」と、日本ラグビー界の問題を指摘した。
エディーHCは陸上選手を引き合いに出し、「足の速い選手に中距離選手の練習をさせたら、彼のスピードは失われます。ウサイン・ボルトはマラソンランナーのような練習はしません」とし、「ラグビー選手を育てる練習をしないといけない。そうすることにより日本のラグビー界の層を厚くすることができる。すると競争力も上がり、優秀な選手が増えた結果、代表チームが強くなります」と、日本ラグビーを強化するための展望を述べたのです。
人数の規模に関わらず部下を持つリーダーは人をどう動かすか?いつも苦心している訳です。
この言葉をかみしめて考えてみる価値があると思い、引用させていただきました。
リーダーが人を動かす言葉というのは何か大きなことをやってやろうとか大風呂敷を広げるのでもなく、熱い情熱の下で現状、現有戦力の何処に課題があるか?その原点を見つめ続けた結果、こうしよう!!と 絞り出すように出てくるものだと思うのです。
その思いを通して「自ら考え行動できるチーム」を粘り強く諦めず一歩一歩作っていくのだろう思います。
営業マネジャーの皆さん エディーさんと日本代表に勇気と刺激をもらって頑張りましょう。